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簡単にお困りの症状をお伝えください。

ある朝、起きたら“首が動かしにくく痛い”と言う 経験ありませんか？

　一般的には“寝違い”“寝違え”場所によっては“ねたがえ”と言いますが病名ではありません。

　寝違いとは｢睡眠中に無理な体勢や無理な首の動かし方によって、首の筋肉に負担がかかり首や肩の筋（スジ）ちがえて痛めること｣です。

　症状は軽いものから生活に支障をきたす重いものまであり昔は頚椎カラーなどで首を固定していましたが、見た目悪さや着けている事による不便さなどから最近では症状が軽いものには頚椎カラーを着けなくても十分に完治する事から 使用する事は少なくなりました。

　では、どうして“寝違い”は起こるのでしょうか？

　原因としては虚血性筋痛と呼ばれるものが一番多いと言われます 。

　簡単に言えば血行不良の一種で、筋肉が長時間にわた り締め付けられたりする事で筋内は低酸素状態となり発痛物質を作り出してしまうのです。

　寝違いをした部分に痛いかと言って受傷当日から揉みぐす行為は逆効果です、筋肉は炎症状態にあるので冷やす事を心がけてくだい。

　寝違いの原因は他に椎間関節障害や椎間板の障害など もあります、症状が続く場合や寝違いを繰り返す場合は自分で判断でずに専門家の指導を受けるようにしてくだい。