肩が痛いときの運動療法について。斑鳩町から、五十肩の治療でお越しの患者様と。

肩が痛くて、ガチガチに固まっている状態では、患部の血行が悪く、なかなか痛みが回復しません。

ですから、痛くても、ある程度は関節を引き延ばすように動かして、患部の新陳代謝を促す必要があります。

ただ、痛い時に普通の運動だと動かすのが辛いと思いますので、そんな時にオススメのトレーニングを紹介します。

サッカーボールぐらいの大きさのクッションを準備していただき、それを脇の下に挟み、プロレスで言うヘッドロックをするように、ゆっくり力いっぱい締めていって下さい。
時間は1分位締め続けて、それを3セットほど行ってください。

すると、テコの原理が働き、肩関節の付け根を引き延ばすことができます。関節が緩むと関節内の新陳代謝が促されるので、痛みが強い時こそこのような運動をしていただくと良いと思います。