股関節の痛みが消えてきた。股関節治療でお越しの患者さまと

【大腿骨の骨頭壊死でも股関節の痛みが消えてきた。】

股関節の治療において、骨頭壊死と診断を受けた方も来院されます。

骨頭壊死というのは、何らかの原因で骨頭に向かう栄養血管が滞ったり、途絶えたりする事で起こります。

ただ、壊死してしまったら即手術というものではありません。

例えば、3分の1壊死してたとしても、残りの3分の2は生きていて、その部分の栄養血管も生きているという事です。

つまり、どんどん進行していく状態ではありません。

症状の経過としては、大腿骨頭壊死が起こると、股関節の中で強い炎症が発生します。

これが鋭い痛みの原因で、何をするにも痛いはずです。

しかし、その炎症さえ治れば、体重をかけることも、杖なしで歩くことも可能になります。

大切な事は、
骨頭がどの程度壊死しているのか?
それと、炎症期をどう過ごすのか?
この2点だと改めて思います。