腰痛がでたら温める?平群町からお越しのぎっくり腰の患者様と

一般的なぎっくり腰は、炎症を起こしている状態です。少し言い方変えると、腰部の毛細血管が破れて内出血を起こして腫れている状態で、血行が良くなればズキズキとうずく痛みが出てきます。

このような時は、まず冷やすことです。
つまり、急性のぎっくり腰では、まず冷やすことが鉄則になります。

患部を冷やすことで、破れた毛細血管が収縮し、内出血量が減っていきます。

そして、少し冷やして休み、冷やして休みを繰り返します。ズキズキとした痛みがなくなるまで繰り返すと良いです。

痛みが収まったら、冷やすのをやめ、そのままにしておきます。3日もすると炎症も和らぎ、擦り傷がふさがってくるのと同じで、破れた毛細血管も自然に修復してきます。

ただ、この段階で急に温めるのはまだ良くありません。せっかく治り始めた毛細血管を急に温めては、急激な血の流れで、また傷めます。

漢文に手を置いて、腰の周りと比較してみます。体温が周囲とほぼ同じであれば、炎症はほぼおさまってきてます。
これが目安です。

ここから患部を温めてはじめると、修復された毛細血管は拡張し、腰にある腫れの元である、炎症性物質や老廃物などを流し、腫れを解消して行きます。