階段を降りる時、膝が痛い。平群町からお越しの変形性膝関節症の患者様と

「半月板の再生は無いから仕方ない?」

その通り、半月板の再生はほとんどないと考えられます。それでも、一生、膝痛のままということではありません。

なぜ、階段を降りるときに膝が痛いのかというと、階段の上りより下りの方が体重の重みが加わって、膝関節に大きな負担をかけるからです。

その際、膝の負担をクッションとして和らげていたのが半月板です。

しかし、これが擦り減ることによりクッションとしての役割を果たすことが難しくなり関節自体の柔軟性が無くなり固まってきます。
結果、膝の痛みを引き起こしていきます。

そこで、1つ考えがあります。
どうにもならないものを追うのではなく、どうにかなる所を治療していくのです。

それは、膝関節自体の硬さと捻れです。
変形が強い変形性ひざ関節症はかなり時間がかかりますが、それでも関節は柔らかくなっていきます。

柔らかくなってくると、それ自体がクッションの役割を果たしてくれます。
個人差はあっても膝自体のレベルは上がります。