腰痛の最重要ポイントはココ。三郷町からお越しの患者さまと

慢性の腰痛の「痛み」の原因は筋肉疲労による筋肉の炎症です。しかし、それはいったいなぜ起こるのでしょうか?具体的に説明していきます。

皆様は腰仙関節という場所はご存知ですか?
ちょうど腰骨と骨盤の境目です。

臨床経験から慢性の腰痛や繰り返し起こるぎっくり腰の原因は、このクッション機能が働いているかどうかだと考えてます。

関節の負担は、首や腰、股関節、膝など体の重みがのしかかる部分に起こりやすいです。
特に腰と骨盤の境目は体の中で最も負担がかかりやすい場所になります。

腰仙関節はもともと構造上、数ミリほどしか動きませんが、この数ミリの動きが体の重みや衝撃を受け止めるクッションとして働いています。

ここが正常に動いていれば、体にかかってくる負担をうまく逃がしてくれるのですが、負担が続くとこの関節は硬くなりほとんど動かなくなってしまう場合もあります。

そして、こうした状態になると負担を受け止めるクッション機能が減少し、それを補うために腰周りの筋肉の負担が増加し、なかなか治らない、もしくは繰り返してしまう腰痛の原因になってしまいます。

この問題を解決するには、やはり腰仙関節の動きを取り戻す治療を主軸にする必要があります。