坐骨神経痛がひどいのです。ヘルニアですか?斑鳩町の患者様と

腰のヘルニアは自宅でも簡単に検査できます。

腰のヘルニアかどうかの確定診断はMRIが主ですが、おおまかに自宅でも検査する方法をご紹介します。

Googleで腰のヘルニアの検査と検索してください。すると、いろいろな検査法が出ると思います。

「SLRテスト」というものを検索して欲しいのです。これは、仰向けになって足を上げていくだけの簡単なテストです。

できれば身近な方に足を巻き上げてもらいたいのですが、50から60度位まで片足を上げた時や上げた状態で足首を曲げると、ヘルニアであれば60度位上げた時点で腰やお尻に痛みやしびれが出る事が多くあります。

太ももや膝の裏のつっぱりは考慮しないでください。

もし、腰の椎間板ヘルニアだったとしても驚かないでください。椎間板を圧迫などのプレッシャーから逃す治療を行えば、痛みも坐骨神経痛も改善していきます。

そもそも、腰痛や坐骨神経痛を訴える人のほとんどは、腰仙関節(腰と骨盤の隙間)にトラブルを抱えています。

それは、もちろん椎間板ヘルニアの人にも当てはまります。もともとこの関節はお互いに負担を分散しあいながら上半身の重さを支えています。

ところが、腰仙関節の圧迫などのトラブルが生じると、負担に対するクッション機能が低下して腰椎の椎間板に大きな負担がかかることになります。

そして、長い期間腰椎ばかりに負担がかかった結果ヘルニアとなってしまいます。

つまり、逆の発想で、まずその腰仙関節の隙間を改善させ、骨盤の角度をやや前方にすることで腰の椎間関節のクッション機能が回復し、腰椎にかかる負担がぐっと少なくなり、椎間板へのプレッシャー軽減されます。

ヘルニアは神経に触れなければ、痛みや坐骨神経症状を出しません。

軽いヘルニアであれば、この治療により、ほとんどの方が痛みから解放されています。
つまり、椎間板ヘルニアの症状は手術をしなくても改善する可能性が高いと感じています。