筋膜というのは筋肉を包む膜のことで、
ウェットスーツのように体全体に張り巡らされ、表層から深層まで立体的に包み込むため、
組織を支える第二の骨格であるといわれています。
筋膜は筋全体を覆っている最外層の筋外膜、いくつかの筋線維を束ねて覆っている筋周膜、さらに筋線維1本1本を包む筋内膜との3種類に分けられます。
この筋膜は柔らかい組織なので、委縮・癒着(ゆちゃく:からまる、くっついてしまうこと)しやすい特徴があります。
この筋膜の委縮や癒着が時に
コリや
痛みを招き、
筋肉の柔軟性を損なう原因になります。